ホステスとホストの違い
・女性が男性客を接待するのがホステス
・男性が女性客を接待するのがホスト
申告と税金面ではどう違うのか? 確定申告するとどうなるか?
・ホステスさんと同様、経営者がホストへ⽀払う報酬も源泉徴収の対象です(所得税10.21%、1日あたり5,000円控除)。
そして所得税、消費税、事業税、住民税、国保料が個人事業主として課税されます。
ホストさん特有、固有の経費や特徴
・女性客に対してプレゼントや飲食、送迎などの費用についてもホストさんでは支出の割合が高くなる傾向があります。
・客に対するツケ(売掛)の回収責任はホスト側にあるとの契約が多いと思われますが、焦げ付き、回収不能額はホストの必要経費になる場合があります。消費税についても計算上、有利・不利に変わりますので債権額や貸倒の証明が出来るよう、記録しておきましょう。
このあたりの取り決めについては、店とホスト(ホステスさんにも同様なシステムがある)間で契約書や覚え書を作成しておくべきでしょう。
確定申告するのなら、個人事業主としての開業届や申告上有利な届出もしっかり行っておくべきです。
マイナンバー制度が施行されると…
マイナンバー制度が施行されると扶養家族や親族間の国保料負担についていい加減な控除が出来なくなる恐れがありますので、このあたりの制度について理解を深めておくべきです。